グラニット6周年

こんなご時勢ではありますが、昨日グラニットは6周年を迎えました。
皆様のご愛顧に支えられ、大きなトラブルや事故もなく
ここまでジムの運営を継続することができました。
ジムの外で色々な事業に関わることもあり、多少は地域のクライミングの普及と発展にも貢献できたかな？と思っています。
日々ご利用いただいている方々はもちろんのこと、
ボルダリングに興味を持ってくださった皆様に改めて感謝いたします。

例年であれば、感謝と抱負の言葉でまとめ上げる周年報告の記事なのですが、
さすがに今年は避けては通れない話題があります。
ご存知の方も多いかと思いますが、昨年より顕在化している全国的なクライミングジムの経営不振に加えてのコロナ禍で、全国のクライミングジムは誰もが想像できなかったであろう苦戦を強いられています。もちろん当方もご多分にもれず「お察しください」という状況です。

とは言ってもグラニットはそもそも私こと代表の豊場コージがどうしてもクライミングジムをやりたい一心で始めたという、いわば思い入れのカタマリそのものです。それだけに、この期に及んでも「儲からないから閉店します」という気は今のところありません。できれば『売上＜支出（＝固定経費）』の限界ラインに至るまで、しぶとく粘ってみようかと思っています。なにぶん10年以上の時を経て叶えた案件なのでちょっとやそっとの事では手放せません。

改めてではありますが、Graniteは<花崗岩>だけではなく、<堅固><頑強>さらには<ガンコ>を意味しています。
今後もやりたい事やできる事を、いろいろな自己主張や自己表現を含みつつ、意志が続く限りは続けてみようと思っています。
どうあがいても派手や豪華さは出てこないでしょうが、地味にクライミングの上達や普及発展に資することができる場でありたいと思っています。
和食に例えるならば、金箔をまぶした高級マグロや和牛が出てくる店ではなくて、しみじみ美味しいご飯と卵焼きと味噌汁が出てくるような店を目指そうと思っています。

もし、そんなグラニットの方向性に賛同していただけるのであれば、今後も応援をよろしくお願いします！